松下政経塾・国際政治講座
発売日
2004年02月25日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62904-9

松下政経塾・国際政治講座

著者 松下政経塾編
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 東京大学の田中明彦教授をはじめとする国際政治の専門家たち7名が、塾生たちに語った講義を再現。創設25周年記念出版。



 2001年9月11日に起きた同時多発テロによって世界の枠組みはどう変わったのか。大規模テロを含めた「新しい戦争」の時代に日本はどう対処すべきか。松下政経塾で行われた「国際政治講座」に招かれた専門家7人の講義を再現したのが本書である。

 第一章「世界に君臨するアメリカ」小沢一彦(桜美林大学助教授)、第二章「国際政治を観察する方法」田中明彦(東京大学教授)、第三章「テロは世界の何を変えたか」神谷万丈(防衛大学校助教授)、第四章「テロに無知な日本人」加藤朗(桜美林大学教授)、第五章「アメリカの安全保障観」村田晃嗣(同志社大学助教授)、第六章「中国とどうつきあうか」天児慧(早稲田大学教授)、第七章「日本外交の二重アイデンティティの解消を」添谷芳秀(慶応義塾大学教授)という構成で、いずれの話も「未来のリーダー」を目指す塾生たちにとって有益なばかりでなく、日本の進むべき道を考えるうえで重要である。