書籍

- 発売日
- 2003年05月28日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-62906-3
道徳の教科書
善く生きるための八十の話
著者 | 渡邊毅著 《三重県員弁郡員弁東員町立東員第二中学校教諭》 |
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税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | 「善く生きる」ための手立てとして、歴史や古典の書物を中学生に読ませたい――。子供を読書好きにさせるための格好のガイドブック。 |
古代ギリシアの偉大な哲学者ソクラテスは、人生について「生きるということが大切なのではなく、善く生きるということが大切なのだ」と説いている。単に生きるだけなら、犬や馬にでもできる。しかし、善く生きようと考え、努力できるのは人間だけである。
「善く生きる」ための手立てとして、歴史から学ぶという方法がある。日本人の精神を高め、わが国にキリスト教を普及させるために努力した内村鑑三は、日本人の潔い生き方を知るために『太平記』という歴史書を愛読したという。
現役の中学校教師である著者は、教え子たちに、生き方のお手本を示してくれる歴史や古典の書物を読むことを奨励している。それによって、私たちの祖先が何を大切にし、何に情熱を傾け、何に自分の身を捧げてきたかをくみとってほしいのだという。吉田松陰、二宮金次郎、高田屋嘉兵衛……。偉大な先人たちの生き方や古典の書物を通じて、現役中学校教諭が語りかけた「魂の授業」を再現!
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