書籍

- 発売日
- 2004年11月24日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-63929-1
日本の目覚め
著者 | 岡倉天心著 《(岡倉)思想家》 入交雅道解説 |
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主な著作 | 『茶の本』(岩波文庫) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 日本の心を『茶の本』で紹介した著者が、1904年に日本の歴史・精神を紹介するために発刊した同書の現代訳。日本人必読の書である。 |
『茶の本』とともに岡倉天心の代表作として有名な本書。日露戦争もたけなわの1904年にニューヨークで発刊された同書は、日本の心を英文で紹介した『茶の本』と同様に、日本の文化、歴史、精神生活を広く紹介した英文著書である。
アメリカ、当時同盟関係を結んでいたイギリスに、日本の立場をアピールする目的で書かれた本書は、日本の歴史を通覧し、とくに維新前後の非常時局を回想していく。その日本人の使命と誇りを啓蒙する内容から、これから世界の一等国を目指そうとする自信が伝わってくる内容である。
刊行されるや評判となり、アメリカの知識人の間で広く知られるようになった本書は、発刊百年の今日、改めて日本人とはなにかを問い直すのにふさわしい一冊といえる。
『茶の本』の著者が、日露戦争という未曾有の国難に際し、欧米に「平和国家・日本」の歴史と思想を紹介した名著。百年の時を経て、いま甦る日本人必読の書である。
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