書籍

- 発売日
- 2005年08月22日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-64133-1
おかみさん学
なぜ人を育てるのがうまいのか
著者 | 宮崎里司著 《早稲田大学教授》 |
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主な著作 | 『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』(日本語学研究所) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 人を育てるのも、人をひきつけるのもうまい、相撲界、旅館、料亭のおかみを取材。彼女たちの魅力とパワーの源泉を探る。 |
著者は、早稲田大学で、留学生に日本語を教える授業を持っている。あるとき、外国人力士は、めざましいスピードで日本語が上達していくのはなぜかと興味がわき、外国人力士に日本語上達のコツを取材する。
その過程で、日本語だけでなく、角界での習慣やしきたりなどを教えているのが「おかみさん」であることがわかる。そこで、横綱朝青龍を育てた高砂部屋の長岡恵さん、角界最小の荒汐部屋の鈴木ゆかさんから、若い力士を育てる秘訣を聞く。
また、日本には、角界だけでなく、「おかみさん」と呼ばれる人たちが多い。彼女たちは、内助の功よろしく、人材育成から経営まで、お店を切り盛りする主役でもある。そこで、向島の料亭、温泉旅館などを切り盛りする「おかみさん」たちを取材。とくにアメリカ人のおかみさん、『藤屋』の藤ジニーさんの話は、おかみさんとしてどんな修業を積んだかがわかり、日本独特の文化論としても面白く読める。
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