39歳の誕生日までにしておくこと
ここから仕事ができる人、できない人

　39歳の誕生日は、人生の大きな転換期である。30代後半になると、今のままでいいのか、それとも転職や起業といった転機を考えるべきか、迷う人は多い。また、定年まで同じ会社で働きたいと思っていても、リストラや倒産など、いつ不測の事態が起こるかわからない時代。40代以降の人生をより充実したものにしようと思うなら、39歳の誕生日までにしておかなければならないことはたくさんある。

　本書は、20代、30代のための生き方指南書である。第二の人生を見事に開花させた人たちの事例を取り上げ、第一の人生で自分の「含み資産」を作っておけ、と説く。

　「好きな仕事を求めるより、仕事を好きになれ」「過去から演繹された予測をやめよ」「会社に疑問を感じたら3カ月間、目茶苦茶がんばってみよう」など、キャリアアップを目指す人から、これから就職する人、いまの仕事に行き詰っている人にも、生き方、考え方のヒントを与えてくれる。