悠々として、人生を降りる
発売日
2017年08月10日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-83855-7

悠々として、人生を降りる
<下り坂>にはこんな愉しみ方がある

著者 川北義則著 《生活経済評論家》
主な著作 40歳から伸びる人、40歳で止まる人』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 人生には上り坂もあれば下り坂もある。人も50を超えたら「上手な下り方」を考えねばならない。人生後半をラクに愉しく生きる心得を説く。



 人生も後半にさしかかると、体力は落ち欲は徐々に薄れ、少し寂しい思いもするようになる。しかし、ものは考えようだ。この人生における「下り坂」の時期も、過ごし方次第で愉しいものにできる。

 人生の坂を下るにあたっては、これまで大事に握りしめていたものをだんだんに手放し、あきらめ、忘れ、そして捨てていく必要がある。それはたしかに寂しいことだ。しかし、著者は語る。「執着を捨てることは、真の自由と表裏一体になっている。『下り坂もよし』と思えたとき、これまでの『あれもほしい、これもほしい』の欲求に突き動かされた生活とは違う、研ぎ澄まされた生き方ができるようになるだろう」と。

 本書では、「争わず相手にちょっと譲る」「家をサイズダウンする」「親子は離れて暮らす」など、モノやヒトとの関係を見直し、手放していく方法を述べていく。残った大事なモノだけに囲まれた暮らしは、きっとあなたの人生をより豊かなものにしてくれるに違いない。