珠玉の日本語・辞世の句
発売日
2005年10月14日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-64625-1

珠玉の日本語・辞世の句
コレクター北原が厳選した「言葉のチカラ」

著者 北原照久著 《コレクター、講演家》
主な著作 『ぼく流ツキの10箇条』(青山書籍)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 有名コレクターである著者が、人を感動させる力を持つ「辞世の句」珠玉の名句集を編む。言霊のシャワーを浴びて魂に力をつける本。



 昔の、よき日本人は、人生の最後に当たって歌を遺した。その人の生涯を、短い中に凝縮した珠玉の言葉……それが「辞世の句」である。ある時、浅野内匠頭の詠んだ、「風さそう 花よりも猶 我はまた 春の名残りを いかにとやせん」という人生の無念を刻み込んだような「辞世の句」に感動を覚えた著者は、そのコレクター魂を発揮し、“辞世の句コレクション”を成した。本書は、その中から最も感動的なものを厳選し、あふれる思いとともに紹介した一冊である。一つ一つの句や歌のすべてから、人間としての潔さ、熱い思い、美しい心がありありと伝わってくる。何となく生きている日常にあって、人生に大切なものを思い出させてくれる貴重な言葉たち。著者が重視する、「言葉のチカラ」がそこには確かにある。