書籍

- 発売日
- 2005年09月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-64626-8
誰がテレビをつまらなくしたのか
著者 | 立元幸治著 《元NHKプロデューサー》 |
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主な著作 | 『転換期のメディア環境』(福村出版) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 「答えはCMの後で」は視聴者を愚弄している! それでも「公共性」を語れるのか? 元NHKプロデューサーが堕落したTVの再生を問う。 |
タレントを集めてバカ騒ぎ、「答えはCMの後で」の連発、どっちを向いても「韓流」……。このワンパターンは本当に視聴者の要望か? 薄っぺらな「笑い」や「感動」の押し売りは、もうウンザリ! 本書では、元NHKチーフプロデューサーが、テレビが抱える病理に鋭く斬り込む。
たしかに、お笑い番組も報道番組も盛況である。ハイビジョンもきれいだ。それでも視聴者の不満と不信が高まっているのはなぜか。なりふり構わず視聴率を追いかける制作者、制度に護られた既得権益への依存、公共性への認識不足などがその背景にある。この国の文化をファースト・フード化させたのは誰か。今こそテレビ文化に対する「慣れと諦め」を超えるべきではないのか。著者はその具体策として、番組審議会の透明化や市民によるメディア・リテラシー活動を紹介する。インターネットが浸透する昨今、果たしてテレビの復権はあるのか。メディアの使命を真摯に捉え直した好著である。
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