直観でわかる決算書の読み方
発売日
2006年01月27日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-64737-1

家計に喩えれば、会計はこんなに簡単!
直観でわかる決算書の読み方

著者 森藤有倫著 《公認会計士、税理士》
主な著作 『不動産投資信託の計理・税務』(税務経理協会)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 会計がわからないのは、実感がわかないから。本書は会計を家計に喩えることで、決算書のしくみや読み方が直観的にわかるよう構成する。



 書店には決算書の入門書がたくさん並んでいます。「重要な比率分析はこれだ」といった結論だけがいきなり書いてあるものも見かけますが、これではいわゆる暗記本と一緒であり、会計の本質を学ぶことはできません。本当に会計の本質を学びたいなら、「そもそも何のために決算書があるのか」「会計が表現している企業活動とはどんなものか」といった基礎的な事柄を理解することが肝要です。そこで本書では、営業・投資・財務という3つの経済活動に沿って決算書のしくみを解説し、それが債権者や投資家など企業の利害関係者にとって、どんな意味を持つのかを明示的に解説しました。また家計の喩えを使うことで、会計用語が直観的に理解できるよう、説明を工夫しました。たとえば、買掛金は「クレジット払いするときの代金」、資本は「出世払いするからと言って親から借りた資金」といった具合です。初心者から再入門者まで、会計の本質を一から学べる入門書です。