これ以上やさしく書けない金融のはなし
発売日
2006年02月28日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-64775-3

これ以上やさしく書けない金融のはなし

著者 西浦裕二著 《元ローランド・ベルガーCEO》
主な著作 『金融マーケティング』(東洋経済新報社)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 めまぐるしく変化する金融業界。金融とは何かについて、「金融業界は1リーグ制」「金融はエステ業?」とのフレーズでやさしく紹介。 



 「金融機関の役割って何?」「金融業はほかの産業と比べて何が違うの?」。あなたはこう訊かれたら、どう答えるだろうか。お金を扱う業界のことは、なんとなくわかっているようで説明するとなると難しい。それゆえ、再編を繰り返す銀行や証券会社がどちらの方向に行こうとしているのかさえ、よくわからない。おそらく金融業界で働く人たちもよくわかっていないかもしれない。

 本書は日米の金融機関で働いた経験のある著者が、専門用語や数式をなるべく使わずに金融の世界を誰にでもわかるように解説している。「金融業界は一リーグ制」「金融業は召使い」「金融機関の商品はリスク管理サービス」などと、平易なフレーズでその本質をズバリ喝破している。本質がわからないのでは、お付き合いもできないし、働くこともできない。

 金融機関に就職を希望する学生や、自分の資産がどう扱われているかを知りたい年配の方、現役の金融マンにもぜひ読んでもらいたい。