書籍

- 発売日
- 2006年02月01日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-64801-9
司馬遼太郎で読む日本通史
著者 | 石原靖久著 《編集者、著述家》 |
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主な著作 | 『司馬遼太郎の「武士道」』(平凡社) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 司馬作品の端々には、歴史観をともなった珠玉の言葉がねむっている。それを引き出し、司馬作品を貫く日本通史を構成した力作歴史書。 |
司馬遼太郎氏が、突然亡くなってから、今年で10年経つ。しかし、その10年という時間は、司馬作品や数々の評論・随筆の存在感を、薄めるどころか、かえって高めた。司馬氏が描いたのは、時代の転換点を生きた“日本人の顔”であり、読む人が範とすべく磨きぬかれた高貴な人格であった。しかし、この10年の日本人は、昨今の「ライブドア事件」に象徴されるように、「自己中心」「拝金主義」に陥り、社会的倫理観の希薄な国民となってしまった観がある。日本人は、あるべき“自らの顔”を取り戻すためにも、改めて司馬遼太郎を読まなければならない。そこには、誰よりも日本人を愛した作家の温かなまなざしがある。本書では、その入り口となるべく、司馬作品と評論などを基に、司馬遼太郎的日本史を構成した。著者の目を通して、司馬氏の作品世界がよくわかるような内容となっている。もともとの司馬ファンにも、これからの入門者にも役立つ、貴重な一冊だ。
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