書籍

- 発売日
- 2006年01月23日
- 判 型
- A5判並製
- ISBN
- 978-4-569-64864-4
多重債務者を救え!
貸金業市場健全化への処方箋
著者 | 石川和男著 《専修大学客員教授》 |
---|---|
主な著作 | 『銀行とノンバンクの融合(共著)』(金融財政事情研究会) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 多重債務は自己破産の急増やヤミ金融の跋扈といった社会問題を引き起こしている。関連法の改正を含めて改善策の提言を行なう。 |
政府・与党では、平成18年に貸金業制度を見直すという。現在、多重債務が自己破産の原因となり、自殺や家族離散といった社会問題を引き起こしているからである。また、その背景には、ヤミ金融業者の跋扈があるのは明白であろう。
本来、貸金業そのものは、社会において資金ニーズがある限り必要なものである。だが、貸金業市場での正しいルール、制度が確立されなければ、ますます多重債務者、自己破産者を生み出しかねない。
そこで、本書では、多重債務者問題に対する現状認識から「多重債務者更生支援10ヵ年計画」までを提案する。具体的には、「貸し手の責任で多重債務者の救済」を提唱し、「貸金業におけるグレーゾーンの金利帯」を解消することを説く。
金融関係者、政策立案者のためだけでなく、広く日本の消費者信用産業の全体像を把握し、法的債務整理や生活保護制度の概要を理解するための格好の教科書となるだろう。
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
こちらもおすすめ
広告PR