書籍

- 発売日
- 2006年04月14日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-64962-7
中国人、会って話せばただの人
近くて遠い隣人との対話
著者 | 田島英一著 《慶應義塾大学総合政策学部助教授》 |
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主な著作 | 『上海』(PHP研究所) |
税込価格 | 880円(本体価格800円) |
内容 | 13億人56民族が暮らす中国。標準化された「中国らしい」文化に対して、異文化の実態とは? 日本人の想像を絶する中国比較文化論。 |
五六民族が暮らす中国各地を旅すれば、言語、生活様式、宗教など、様々な文化を肌で感じる。儒教や共産党の指導などでつくりあげられた「文明」が、中国の実像ではない。「面従腹背(めんじゅうふくはい)」で中央のコントロールから逃れる地方官僚。お上(かみ)の意向などよそに、日々の生活を楽しみ「鼓腹撃壌(こふくげきじょう)」を地でいく農村。漢族との共存に腐心するチベット族……。
各地を広く踏査した気鋭の研究者が、北京や上海といった一部の大都市だけではわからない中国人のホンネを浮き彫りにする。国家・民族の溝と対話に思索を巡らした中国紀行。
[目次より]広州、変わらない広州/愛国主義教育基地/「中国」をデザインした、三人の広東人/「洋教」の微妙な立場/改革開放のあだ花/麗江の憂鬱/「正統」幻想/中国のAIDS/和順が「世界遺産」になる日/「吐蕃」から「チベット自治区」まで/独立でも周縁化でもなく
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