書籍

- 発売日
- 2006年05月24日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-64970-2
戦前・戦後の本当のことを教えていただけますか
著者 | 兼松学述 加賀谷貢樹記 |
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主な著作 | <兼松・主な著作>『日本国有鉄道論』(東大出版会) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 教科書では「暗黒」だったとばかり描かれるあの頃は実際はこんな時代だった。明治末年に生まれ国鉄官僚として生き抜いてきた著者が語る。 |
「暗黒の時代であった」とばかり描かれる戦前・戦後の日本。しかし、実際に生きていた人々はどう感じていたのか。本書は明治45年に東京で生まれ、それから大正、昭和を生き抜いてこられた兼松學さんが語った戦前・戦後の真実の姿をまとめた一冊である。
兼松さんが旧制の小学校へ上がったのは大正7年のこと。14歳の時に昭和がはじまり、昭和7年に東京帝大に入学。昭和10年に鉄道省に入省。昭和11年には、近衛師団に一兵士として徴集されるが、ちょうどそのときニ・ニ六事件が起き、反乱軍と対峙する経験もしている。戦争中から戦後にかけての日々は、霞ヶ関の官僚として第一線で活躍。まさに、その眼で戦前・戦後の日本をみつめてきた。
兼松さんは「日本の戦前とは、希望に満ちあふれていた時代であり、日本は『躍進する国家』であった」と語る。多くの人が将来に夢を馳せ、威風をも兼ね備えていたかつての日本の姿、当時の空気がよみがえる一冊!
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