ぼくらの地球(ほし)
発売日
2006年08月21日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-65456-0

ぼくらの地球(ほし)
生命(いのち)はみんなつながっている

著者 川北義則著 《生活経済評論家》
主な著作 いまはダメでも、きっとうまくいく。』(PHP研究所)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 子育てに命をかけるトゲウオ、ジュゴンとウミガメの恋……自然界は「驚き」と「感動」で満ちている。生命のつながりの素晴らしさを学ぶ一冊。



 「ワンダフル」の語源は、「フル・オブ・ワンダー(驚きに満ちている)」。自然界にあるすべての存在、そして生きているということは驚きに満ちている。人はそれを「素晴らしい」と表現した。

 自然を観察していると、生物の知恵には本当に驚かされる。十七年間、地中にもぐっていて、十七年目にいっせいに地上に出てくるセミ。メスに出会うと精子の詰まった体の一部を預け、種の存続を託して死んでいくタコ。みなそれぞれに「生きている今」を謳歌している。

 われわれにとって偉大な教師でもある自然。心で感じれば、ふと見かける道端のタンポポやヒラヒラと舞うチョウチョからも、素直に学ぶべきところはあるのではないか。

 本書には「逆さ虹」「大発生したバッタの群れ」「電子顕微鏡で見た赤血球と白血球」「ブロッケン現象」など、美しく、またなかなか見られない写真も多数掲載。「見て」楽しく、「読んで」驚きの生命の本。きっと、すべての命がいとおしくなる。