セルジオ越後の「子育つ論」
発売日
2004年05月06日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66185-8

セルジオ越後の「子育つ論」

著者 セルジオ越後著 《サッカー評論家》
後藤新弥構成
主な著作 『ジーコジャパン ザ・ビギニング』(講談社)
税込価格 545円(本体価格495円)
内容 親があれこれ言わなくても、子どもは立派に育ちます! サッカー教室を通じて50万人の子どもと接した著者が明かす、子育ての知恵。



 「結論から先にいう」「できるだけ手短に話す」「余計なことはしない」。

 世の中がスピードアップするにつれ、私たち大人は仕事・日常生活に関わらず、何事においても効率を求めるようになった。そして、子どもたちに対しても、「もっと早く」「遅いじゃないの」「それはやらなくてもいいの」とせき立て、急がせるようになった。

 しかし本書の中で著者はいう。『子どもは、「大人」の世界とは別の基準、速度で生きているんです』。

 子どもたちの間では決して早いことだけがいいことではなく、「おもしろいこと」や「友達と仲良くなること」が重要なのだ。

 本書は、サッカー教室を通じて50万人の子どもと接した著者が、子どもと上手に接する秘訣を書いたもの。「ときには反則OKの気持ちをもつ」「子どもの想像力の裏をかくコツ」など、子どもの目線で書かれた厳しくも温かいアドバイスが満載。子育ての常識を変える一冊。

 『セルジオのコドモラル』を改題。