「高校数学」全公式が11時間でわかる本
発売日
2004年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66215-2

「勉強のコツ」シリーズ
「高校数学」全公式が11時間でわかる本

著者 向山洋一
山田彰著
主な著作 「中学の数学」全公式が12時間でわかる本』(PHP研究所)
税込価格 586円(本体価格533円)
内容 三角関数や微分・積分、ベクトルなどの難題を、115個の定石から徹底解説。解法パターンを身につければ、大学受験も怖くない!



 多くの読者から好評を頂戴している「勉強のコツ」シリーズ。今回は、高校数学の公式と、中学数学の関数の攻略本との二冊がPHP文庫に仲間入りした。

 本書は、「勉強のコツ」シリーズには珍しく、高校数学を扱ったものだ。しかも、テーマは公式。この言葉を聞いただけで頭が痛くなる読者もいるだろう。

 しかし、公式は覚えてしまえば解を導き出せる、いわば伝家の宝刀のようなもの。一度モノにしてしまえば、強い味方になってくれる。

 しかも本書では、この公式はこう使う、というように、囲碁の「定石」のような、使い方のコツまで教えてくれる。いくらよく切れる宝刀でも、その使い方を誤ると、斬れるものも斬れずに終わってしまう。そうならないような配慮があるのが、このシリーズの持ち味だ。

 あと半年後に受験本番をひかえている受験生、数学が苦手な高校生自身はもちろん、そんな子を持つ親御さんにも是非手にとって充実した内容をご覧いただきたい。