書籍

- 発売日
- 2007年04月02日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66819-2
裂果(れっか)
趙襄子伝(ちょうじょうしでん)
著者 | 塚本青史著 《作家》 |
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主な著作 | 『光武帝(上・中・下)』(講談社文庫) |
税込価格 | 1,026円(本体価格933円) |
内容 | 中国春秋末期の晋国。「四卿」がしのぎを削る中、趙氏の総領に抜擢された趙むじゅつが活躍する様子を描いた力作長編小説。 |
中国春秋末期。かつて春秋五覇の一国として隆盛を誇った晋は、趙・韓・魏・知・范・中行という六勢力の微妙な均衡のもとに成り立っていた。
その頃、六卿のひとつである趙氏では、当主である趙鞅(ちょうおう)によって次期総領を決めるための試験が行われた。厳しい課題に脱落者が出る中、選ばれたのは異民族の婢の子である趙むじゅつであった。
期せずして六卿の力関係に変化が起きようとしていた。趙・韓・魏・知ら四氏と范・中行の二氏との間に対立軸が生まれたのだ。そんな中、趙氏を罠に嵌めようとする范・中行氏。ところが趙氏はその罠を逆手に取り、両氏を追い落とすことに成功する。
争いのない日々も束の間、今度は最大派閥である知氏が趙氏を付け狙う。韓氏・魏氏らを糾合し趙むじゅつに襲い掛かる知氏の連合軍。押し寄せる大軍を前に、果たして趙むじゅつに勝算はあるのか?
晋陽において大逆転を演じた趙むじゅつとその時代を描いた力作長編。
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