なぜか「よい子」が育つお母さんの口グセ
発売日
2007年08月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66894-9

なぜか「よい子」が育つお母さんの口グセ

著者 新村豊著 《元九州大学教授》
主な著作 『親と子はもっと楽しく暮らせる』(黎明書房)
税込価格 649円(本体価格590円)
内容 子どもを叱るのは、よい子に育ってほしいから……。でも使うべき表現と、使ってはいけない言葉があります。しつけの名句と禁句を実例で紹介。



 あいさつをきちんとできる子、何でも一生懸命に取り組む子……、実は、そんなよい子のお母さんには、いくつかの口グセがあるのです。例えば、「何度同じ注意をすればわかるの?」と言う代わりに「どうすればいいか、一緒に考えてみよう」と子どもを思いやり、そっと励ましを添える工夫をしています。

 ところが、どんなにやさしいお母さんでも、忙しいときなどはついことばがつっけんどんになり、短いトゲのあることばが飛び出しやすくなります。いつもそんな思いやりのないことばをかけ続けられては、子どもは親への信頼感を失うばかりか、自分に対する自信ややる気、責任感をきちんと身に付けられません。

 本書では、普段何気なく口にしがちなお母さんの口グセを85とりあげ、なぜそのことばを子育てに使うべきではないのか、逆に、それらを子どもの心へと届く、心のこもった話し方に変えるにはどんなことに気をつければいいのか、そんなヒントを満載しました。