日本陸軍20大決戦
発売日
2008年01月07日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66961-8

日本陸軍20大決戦
西南戦争から沖縄戦まで

著者 太平洋戦争研究会著
主な著作 太平洋戦争がよくわかる本』(PHP研究所)
税込価格 734円(本体価格667円)
内容 日本陸軍、かく戦えり!――明治期の西南戦争から最後の決戦となった沖縄戦まで、80年の興亡の歴史から“20の大決戦”を厳選する。



 明治維新から昭和の前半までの77年間に、日本が経験した戦争は一体いくつあるだろうか?

 大きなものだけでも日清戦争、日露戦争、第1次世界大戦、日中戦争、太平洋戦争と実に5回――。日本の近現代史は、まさに「戦争の歴史」であった。

 本書は、その主役の1つとなった日本陸軍の興亡を語るうえで、欠くことのできない“決戦20”を厳選して解説した戦史の決定版だ。

 「西南戦争――西郷隆盛に率いられた反乱を陸軍が鎮圧」「北清事変――義和団が包囲した北京の55日間」「奉天会戦――日本軍25万とロシア軍37万の大会戦」「満州事変――日本陸軍の総意を敢行した関東軍の独走」「南方進攻作戦――英・米・蘭の植民地を占領」「硫黄島の戦い――アメリカはB29の中継基地を求めた」など、草創期から最後の決戦となった沖縄戦まで、国家の命運を賭けた激闘の記録に迫る。

 貴重な写真・史料を多数収録し、近現代史の入門書としても格好の一冊だ。