世界一わかりやすい「論語」
発売日
2008年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66982-3

孔子が話す
世界一わかりやすい「論語」

著者 長尾剛著 《ノンフィクション作家》
主な著作 世界一わかりやすい「孫子の兵法」』(PHP研究所)
税込価格 565円(本体価格514円)
内容 リーダーは何をする人なのか? 安心はどうすれば手に入るか? 現代日本に甦った孔子自身が、「論語」をわかりやすく語った“超訳”。



 2500年の時空を超え、「孔子の知恵」が21世紀によみがえる!

 孔子の言葉やエピソードを後世になってまとめた言行録『論語』は儒教の聖典として読み継がれ、本場・中国のみならず日本でもポピュラーな名作古典。それだけに、いまもしばしば使われる「温故知新」「過ぎたるは及ばざるが如し」など、『論語』から出てきた「決まり文句」「有名なフレーズ」はたくさんある。

 だが、『論語』は「読めば物知りになれる」という「単なる教養書」ではない。「我々が生きる目的」「自分を育てるときに注意すべきポイント」「相手の真価を知るための目の付けどころ」「人間関係を上手に保つコツ」「心安らかに人生を歩む心得」など、先の見えない現代を生き抜く指針とアドバイスに満ちた「よりよく生きるための人生の教科書」でもあるのだ。

 本書は、「孔子自身がざっくばらんに『論語』の知恵を語る」というアレンジを施し、わかりやすく現代日本語の読み物にした超訳本である。