書籍

- 発売日
- 2011年06月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67654-8
なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか
著者 | 香山リカ著 《精神科医》 |
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主な著作 | 『「私はうつ」と言いたがる人たち』(PHP研究所) |
税込価格 | 586円(本体価格533円) |
内容 | 30代に新しいタイプの「うつ病」が急増している。果たして彼らは病気なのか? 人気精神科医が、時代の空気と人々の心理を鋭く読み解く。 |
職場において心の病で休職する人たちが増えている。その年齢層は、三〇代が約六割。彼らの特徴は、学齢は高く、まじめだが、やや自己中心的。そして、仕事以外の趣味には精力的で、休職中にパラセーリングの免許を取るために海外に出かけた人もいたという。この症状は、果たして病気なのか? 本書では、時代の空気を鋭く読み解くことで定評のある精神科医が、急増中の「新型うつ」を分析する。著者がこの「フシギなうつ病」に気づいたのは十年ほど前であり、「30代うつ」と名づけた。それまでに多かった中年以降のうつ病と比べて、「私生活では元気」という特徴が顕著なのだ。なぜこのような現象が生まれたのか。それは今の三十代は、晩婚化、ニートなどの広がりとともにアイデンティティが育ちにくかったことも要因なのではないのか。数々の症例をふまえて、彼らへの対応や治療のあり方についても解説した注目の書。
『仕事中だけ「うつ病」になる人たち』を改題。
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