「死」の博学事典
発売日
2012年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67797-2

「死」の博学事典

著者 荒俣宏監修 《作家、博物学者》
主な著作 『知識人99人の死に方』(角川文庫)
税込価格 755円(本体価格686円)
内容 人は死んだらどうなるのか? 宗教、哲学から最新の医学、脳科学までの知識を駆使して徹底解明。「死は怖い」という誤解を解く福音の書。



 人は死んだらどうなってしまうのか。死ぬ瞬間には何が見えるのか。死後の世界はあるのか。死への恐れは克服できるか。不老長寿は可能か――。洋の東西を問わず様々な学問を通して研究されてきた、人生の最期。本書は、「5段階の死の受容プロセス」「延命治療の可能性」「日本人の死生観をつくってきたものは何か」「老化と寿命、DNAとの関係」など、社会学・医学・心理学・宗教・哲学・生物学の視点から叡智を結集し、人類永遠の謎に迫る。受け入れるべきか、あくまで拒否すべきか。これからの時代、硬軟とりまぜた思想を超えて、自然体で死と向き合うことが求められるのではないか。あなたの死生観を見つめなおすための小さなバイブルとしてご活用いただければ幸いである。

 文庫書き下ろし。