仏教・キリスト教 死に方・生き方
発売日
2013年03月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67949-5

仏教・キリスト教 死に方・生き方

著者 玄侑宗久≪臨済宗僧侶≫/鈴木秀子≪聖心会シスター≫著
主な著作 禅のいろは』(PHP研究所)
税込価格 607円(本体価格552円)
内容 仏教は現実的、キリスト教は楽天的? 異なる宗教を信仰する二人が「死」と向き合い、「生」を充実させる智慧を語り合った珠玉の一冊。



 死を目前にした人は最後に何を望むのか。そして死にゆく大切な人のために、私たちには何ができるのか――。

 本書は、仏教の僧侶とキリスト教のシスターという異なる宗教に立脚する二人が、正面から「死」と向き合い、「生」を充実させるための智恵を存分に語り合う。

 「死」を「生」からの“突然の断絶”と捉えるのではなく、徐々に進行する連続したものとして、その“受容と変容”へのプロセスを浮かび上がらせた――『あの世とこの世を行き来する』。二人の宗教家が、それぞれ禅の道、修道者への道に入るきっかけを明かした――『迷いも悩みも必要だった』。人は亡くなる直前に温かい大きな思いが広がり、すべてを許し合おうとする最後の別れのエピソードを描いた――『仲良し時間が訪れる』など、泣いて笑ってやさしくなれる“宗教と人生”の感動的入門書だ。

 あなたの前に訪れるものに、無駄も偶然もない。すべては生を深めるためにあることに気づく一冊。