まめうしのおかあさん
発売日
2001年02月15日
判 型
B5判変型上製
ISBN
978-4-569-68281-5

まめうしのおかあさん

著者 あきやま ただし作・絵
主な著作 「まめうし」シリーズ』(PHP研究所)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 まめつぶくらいの子牛・まめうしは、おかあさんが大好き! おかあさんの子への愛情と、子の親への思いやりが伝わる、楽しく心温まるお話。



 「まめうし」は、豆粒ぐらいの小さな子牛。大きいお母さんの耳がお気に入りのベットです。そこで、その日あったことをお話します。お母さんにいっぱい遊んでもらったまめうしは言いました。「ぼく、ずっとお母さんと遊んでいたいから、いつまでも小さいままでいられたらいいなあ」。そしてこんな夢を見ます。お母さんも小さくなる夢です。まめうしが秘密の遊び場に案内すると、恐い狼に追いかけられます。「体が大きければお母さんを守ってあげられるのに……」、まめうしが思うと、ムクムクと大きくなって狼を追い払ってしまいます。「これからは、ぼくがお母さんを守ってあげるからね」。ちょうどそこで目の覚めたまめうしは、「すこしは楽チンになるよ」と、お母さんのしっぽを、エイッと持ち上げました。

 母と子の愛情たっぷりの、ほほえましい姿をユーモラスな絵とともに描いた、大好評人気シリーズの第6冊目の作品。読み聞かせに最適の楽しい絵本です。