よいはちゃん 歯(は)なし国(こく)へ
発売日
2009年04月22日
判 型
A5判変型上製
ISBN
978-4-569-68952-4

よいはちゃん 歯(は)なし国(こく)へ

著者 丸橋裕子作 《(丸橋)歯科医師、(津田)画家、絵本作家》
津田直美
主な著作 <津田・好評既刊>『小さい犬の生活』(中公文庫)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 歯磨きが嫌いなよいはちゃんが「歯のない国にいきたーい」と叫ぶと、歯なし国の王様から招待状が届きました。猫のムクをつれて出発!



 食べたあとや眠る前に「歯みがきしなさい!」と言われ、ごはんのときも大きらいな小魚や野菜を「歯がじょうぶになるから食べなさい」と、お母さんにうるさく言われて、よいはちゃんは「歯のない国にいきたーい」と思います。すると、歯なし国の王様から不思議な招待状が届きます。よいはちゃんはねこのムクをつれ、おせんべいとムクのカリカリをもって元気に出発!

 歯なし国につくと、よいはちゃんは歯がない人たちに出会いました。歯なし国の食べ物は、やわらかいパンやスープにプリンと、歯がなくても大丈夫なおいしいものばかりで、王様もやさしい人だとわかりました。でも、歯なし国の人たちには悩みが…。おせんべいをバリバリ食べたいおじいさん、歌を上手に歌いたい王女さま、力を出したい重量あげの選手、病気の男の人…みんなよいはちゃんの白くて健康な歯をほしがります。はじめは、「あげてもいいけど…」と言っていたよいはちゃんでしたが…。