「だまし」の心理学
発売日
2007年04月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-69092-6

雑学3分間ビジュアル図解シリーズ
「だまし」の心理学

著者 安斎育郎著 《立命館大学国際平和ミュージアム館長》
主な著作 『だます心 だまされる心』(岩波新書)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 非科学的な現象や健康法、思い込みを悪用した商法にだまされないため、トリックの仕組みを暴き、ものごとの本質を見抜く目を鍛える。



 世の中には、さまざまな「だまし」があふれています。

 最近問題になった、マンション強度偽装、食品の消費期限偽装、振り込め詐欺、盗作、必修科目履修漏れ、テレビ番組の捏造などなど、どれも広い意味での「だまし」です。

 また、推理小説や手品、トリックアートなど、人を楽しませるエンタテインメントとしての、罪のない「だまし」というものも存在します。

 本書では、古今東西、さまざまな事例をとりあげながら、人はなぜだまそうとするのか、なぜだまされてしまうのかという疑問を、図説を使いながら解明していきます。

 自称霊媒師による詐欺行為や、UFOやネッシーのニセ写真などのトリックを暴きつつ、霊やたたり、超能力は存在するのかを科学的に分析。また、なぜ人々はスピリチュアルな世界に惹かれ、カルト宗教に心を奪われるのか、心理的、社会的な面からもアプローチします。