投資銀行時代、ニッポン企業の何が変わったのか?
発売日
2007年12月11日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-69430-6

わかったようで、よくわかっていない人のための
投資銀行時代、ニッポン企業の何が変わったのか?

著者 保田隆明著 《ワクワク経済研究所LLP代表》
主な著作 『投資銀行青春白書』(ダイヤモンド社)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 「投資銀行」「M&A」という言葉はすっかり耳慣れた。会社をめぐる環境は随分変わったらしい。でも、それが私に関係あるの?



 1997年以降、日本は10年間に及ぶ平成金融不況に見舞われました。その結果、既存の銀行システムが崩壊し、投資銀行が活躍するようになりました。

 銀行のアドバイスを聞いて銀行から融資を受け、設備投資をしてモノを作れば売れる、という仕組みが完全に機能しなくなったのです。しかも、M&Aが頻発して、モノ言う株主が登場して、と、日本企業をめぐる環境は激変しました。ケーツネさえ見ていればよかったのに、営業利益やROI、IRR、ROEなどの聞きなれない経営指標が続々と登場し、重視されるようになりました。

 なぜこんなことになってしまったのか。日本企業に勤める私達にとって、どういう意味があるのか。

 本書では、この10年間に起こった日本企業の激変を、わかりやすく解説しています。現状がよくわかっていない人にも、わかっているつもりになっている人にも、是非読んでいただきたい1冊。