書籍

- 発売日
- 2008年07月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-70085-4
総理の辞め方
著者 | 本田雅俊著 《政策研究大学院大学准教授》 |
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主な著作 | 『現代日本の政治と行政』(北樹出版) |
税込価格 | 924円(本体価格840円) |
内容 | 権力に恋々とした吉田茂、引き際を誤った佐藤栄作、思いを貫いて辞めた小泉純一郎……。戦後歴代総理を「辞め方」を中心に叙述する。 |
2007年の自民党総裁選挙で「首相の資質とは何か」と尋ねられた福田康夫候補(当時)は、「辞める時の決断」と答えている。宰相の器量は引き際にあらわれるともいえよう。
稀に見る長期政権を担いながら、権力の座に未練を残して辞任した吉田茂。日ソ国交を樹立させたのちに「明鏡止水の心境だ」との名言を残し、美しく退陣した鳩山一郎。退陣直後、「おっかあはやっぱりおっかあだなあ……」としんみり語った田中角栄。自ら開催地を決定した九州・沖縄サミットに出席する直前に急逝した小渕恵三。側近に「疲れた。政治的エネルギーがなくなった」と漏らして政権を投げ出した安倍晋三……。
気鋭の政治学者が、「散り際」を中心に戦後歴代首相29人の足跡を語る。首相就任の経緯、生い立ちと履歴、そして辞任のドラマとその後の人生。権力者の辞め時、そして「首相の資質」を考える上で必読の一冊。
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