洗脳学園
発売日
2013年11月12日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76100-8

洗脳学園

著者 苫米地英人
Jはにわイラスト
主な著作 「日本」を捨てよ』(PHP研究所)
税込価格 649円(本体価格590円)
内容 もしも、洗脳技術を駆使して学園を牛耳ろうとする者が現れたら……!? 学校の平和を守るため、支配者に立ち向かう少年少女の物語。



 都内の私立高校に入学した少年は、ある少女と運命的な出会いをする。

 少女は14歳でカーネギーメロン大学を卒業した超天才脳科学者なのだが、「一度は普通の学園生活を送りなさい」という父親の強い勧めで日本の高校に入学したという。

 二人にとって順風満帆に思えた高校生活だが、実はこの高校が、生徒会長による絶対的支配の下にあることが徐々にわかってくる。

 教師までをも自由に操る生徒会長は、授業カリキュラムの作成、クラス編成、試験問題の作成など、すべてを管理しており、まさに独裁状態。

 ある日、これに異を唱えた生徒が瀕死の重傷で見つかる事件が起こり、少年と少女は独自に調査を開始するのだが、そこで二人は「洗脳の恐怖」と対決することになる。果たして生徒会長の動機とは? そして、その背後にある恐るべき陰謀とは、いったい……?