難儀もまた楽し
発売日
2014年01月06日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76113-8

難儀もまた楽し
松下幸之助とともに歩んだ私の人生

著者 松下むめの著 《松下幸之助夫人》
税込価格 586円(本体価格533円)
内容 経営の神様・松下幸之助と19歳で結婚、貧しい松下電器創業期から75年にわたり夫を支え続けたむめの夫人唯一の著書、待望の文庫化!



 松下電器の「もう一人の創業者」――。そう称される人物がいる。松下幸之助の妻・むめの夫人である。

 19歳で松下幸之助と結婚して以来、経理事務を一手に引き受ける一方、住み込み従業員の世話をして「社員の母」と慕われた。一代で世界的企業を築いた夫を陰で支え続けたその生涯は、まさに「もう一人の創業者」と称するにふさわしい。本書は、そんな稀有な人生を歩んだ松下むめの夫人唯一の著書で、知られざる夫との歩み、生活信条、生きがいなどを語ったものである。

 「“苦労”と“難儀”とは、私は別のものだと思っています。“苦労”というのは心のもちようで感ずるものだと思うのです」など、屈託なく、おおらかに語られる言葉の数々が、世代を越えた共感を呼ぶ。

 【本書の内容】子どものころ/結婚・家庭・家事/金銭の心得/お客様接待の心得/贈り物の心得/人の見方、考え方/妻として大切なこと/女性の生きがい/老いるということ/礼儀作法としつけ……