「地下鉄」で読み解く江戸・東京
発売日
2015年11月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76341-5

「地下鉄」で読み解く江戸・東京

著者 富増章成著 《大手予備校講師》
主な著作 『図解でわかる! ニーチェの考え方』(KADOKAWA)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 地下鉄を見ると江戸時代の実相がわかる! 江戸の街の発展からあの事件の裏まで、地下鉄とともに解説。主要駅の地名由来、史跡解説付き。



 「江戸」と「現代」は地下鉄でつながっていた!

 本書は、「地下鉄路線」から江戸・東京を読み解いたもので、著者はこう記します。

 ○○門、○○坂、○○見附、○○町、○○谷、○○橋といった地名は、江戸の仕組みと深い関わりがあります。そして実は、その地名が、そのまま地下鉄の駅名となっているものが多いのです。そうしたことを踏まえて地下鉄の路線に注目すると、江戸時代の地勢がそのまま封印されて地下に保存されているかのように感じられるでしょう。(本文より抜粋)

 さてさて、地下鉄から、どんな江戸と東京が見えるのでしょうか。文庫書き下ろし。

 【目次より】

 前編 江戸の街づくりと歴史を地下鉄とともに探る ・幕府の組織と、大名屋敷の位置の秘密 ・地下鉄に残る明暦の大火の影響

 後編 地下鉄全路線の駅名の由来と史跡 ・「盗賊」が由来となった渋谷のあの坂……銀座線 ・スカイツリーを映す川は江戸時代にできた……半蔵門線 ほか