「お寺」で読み解く日本史の謎
発売日
2017年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76674-4

「お寺」で読み解く日本史の謎

著者 河合敦著 《歴史作家、多摩大学客員教授》
主な著作 「神社」で読み解く日本史の謎』(PHP研究所)
税込価格 858円(本体価格780円)
内容 聖徳太子とは何者か? 本能寺の変の真実は? 日本文化の源流は? 大奥スキャンダルの真相は? お寺から“もうひとつの日本史”が見える!



 「お寺」からしか知りえない、“歴史の舞台裏”がある!

 6世紀前半の仏教伝来以降、日本には数多くの寺院が誕生し、大寺院は日本の歴史をたびたび動かしてきた。それゆえに、お寺からしか解き明かすことのできない「日本史の謎」がある。聖徳太子への信仰が広まった意外な真相、石山本願寺が織田信長に対抗できた理由、天海が寛永寺創建に秘めた構想など、様々な謎が解けてくるのだ。全国の有名寺院から歴史の舞台裏に迫ることで、日本史がもっともっと面白くなる一冊。

 文庫書き下ろし

 (目次より)
●五重塔の心柱、救世観音……法隆寺と聖徳太子の謎 
●延暦寺はいかにして、仏教界の最高峰となったか 
●今も生きている!? 高野山を開いた空海にまつわる謎 
●なぜ興福寺は強訴し、なぜ南都焼き打ちが起きたのか 
●高徳院の鎌倉大仏はなぜ、露坐しているのか 
●東大寺を超える大仏殿が!? 豊臣家にとっての方広寺とは 
●大奥をまきこむスキャンダル! 延命院事件はなぜ起きたか 
●成田山新勝寺の名を高めた、歌舞伎役者の数奇な生涯とは 
●皇室の菩提寺・泉涌寺で、天皇はどのように葬送されたか