もののけ
発売日
2020年03月05日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76998-1

もののけ
〈怪異〉時代小説傑作選

著者 宮部みゆき、朝井まかて、小松エメル、三好昌子、森山茂里、加門七海 著/細谷正充 編
主な著作 あやかし』、『なぞとき』、『なさけ』、『まんぷく』、『ねこだまり』(PHP研究所)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 人気女性時代作家の小説がめじろ押し! 恐ろしくもときに涙を誘う、江戸の怪異を描いた傑作短編を収録した珠玉のアンソロジー。



 おそろしくも心惹かれる、江戸のあやかし譚

 夫の魂が宿った猫、喋る生首……令和を代表する女性時代作家による名作アンソロジー

 「御前」と呼ばれる使い古された"筆"が、ある文字書きとの半生を語る「ぞっこん」(朝井まかて)、急死した父の口入屋を継いだ男が、歳を取らない者たちの存在に気付く「蜆塚」(宮部みゆき)、半年前に亡くなった夫が白猫になって妻のもとに戻ってきた真相が判明する「風来屋の猫」(小松エメル)など、もの悲しくも背筋が凍る短編時代小説六作を収録。

 いま大人気の女性時代作家による豪華アンソロジー。