書籍

- 発売日
- 2009年08月18日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-77177-9
親を殺す「ふつうの子ども」たち
「ありふれた家庭」の「ありふれた期待」がもたらす危険
著者 | 大渕憲一著 《東北大学大学院文学研究科教授》 |
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主な著作 | 『子どもの暴力と登校拒否』(ぎょうせい) |
税込価格 | 1,210円(本体価格1,100円) |
内容 | 親殺し。それはどの家庭にも起こりうることなのか。「親殺し」という究極の暴力を誘発する子どもたちの心の闇とその背景を解き明かす。 |
試験成績の隠蔽の発覚を恐れて家に火をつけ、継母と幼い兄弟を殺害した有名進学校に通う少年。
学校の成績に関する両親の叱責から逃れるために父親を刺殺した少女。
朝寝坊を注意されたことに腹を立て、父親の首を絞めた少年。
他人にとって不可解な理由で親を手にかける子どもたち。彼らの多くは、非行歴も問題行動も見られない「ふつうの子」、むしろ親の言うことを聞く「よい子」であり、「ありふれた、ふつうの家庭」の子どもであった。
子どもにとってもっとも深い愛着の対象であるはずの家族を殺してしまうほどに彼らを追い詰めたものは、いったい何だったのか。
豊富な事例のタイプ別分析を通して、親を殺す子どもたちの心理に迫る。
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