書籍
- 発売日
- 2009年12月11日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-77356-8
知られざる日本の不思議百景
「県境」の秘密
著者 | 秋山忠右写真 《(秋山)写真家、(中原)フリージャーナリスト》 中原淳文 |
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主な著作 | <秋山・好評既刊>『ZONE―郊外・事件の記憶 秋山忠右写真集』(日本カメラ社) |
税込価格 | 2,090円(本体価格1,900円) |
内容 | 日本には、県境未定地や飛び地がいまだにある。人々の生活に影響を与える「県境=見えない境界線」の実態を、写真と文で紹介。 |
日本人が知っているようで知らない、全国・都道府県の間にある「県境(けんきょう・けんざかい)」。その線は思いがけない理由によって生まれ、意外な場所に引かれていた! 「栃木・茨城県境で真っ二つの神社」「霊峰富士をめぐる境界」など、県境には調べれば調べるほど面白いミステリーが隠されている。ベルリンの壁崩壊(1989年)の2年前、東欧各地で「国境流浪」の旅を敢行し、国境という境界線の不思議さに魅せられた写真家とフリージャーナリストが、全国各地に赴き撮影と取材を重ね、一冊にまとめたのが本書である。日本国内の「見えない境界線」=県境の狭間に生きる人々の暮らしを活写し、その背後に隠された歴史的経緯や地域事情、さらには日本という国家の成り立ちをも窺い知ることのできる、貴重なビジュアル・ブックである。巻頭・文中には50ページを超えるカラー写真を掲載しており、美しくも不思議な光景から、県境の秘密を明らかにする。
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