「テレビ政治」の内幕
発売日
2010年02月26日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-77710-8

「テレビ政治」の内幕
なぜマスメディアは本当のことを伝えないのか

著者 三橋貴明著 《(三橋)経済評論家、(八木)高崎経済大学教授》
八木秀次
主な著作 <三橋・主な著作>『民主党政権で日本経済が危ない!本当の理由』(アスコム)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 政権交代、マニフェスト、事業仕分け――。政策の検証は二の次で、視聴者の感情に訴えることに注力するテレビの政治報道を斬る!



 昨年の総選挙による「政権交代」はテレビがつくりだしたのではないか。

 当時、ワイドショーやニュースは麻生政権バッシングに血道を上げていた。「麻生首相がホテルのバーに通っている」「また漢字を読み間違えた」等々、どうでもいい話題ばかりを取り上げた。また、故中川昭一元財務大臣の“朦朧会見”の映像を繰り返し流し、自民党の政治家のダメぶりを強調した。

 民主党に対してはどうか。いまでこそ同党をめぐる「政治とカネ」の問題を取り上げているが、当初は「民主党こそは金権体質とは無縁のクリーンな政党」と言わんばかりの論調だった。

 そうした“援護射撃”を受けて誕生した民主党政権は今日、マニフェストにも書かれていない「永住外国人の地方参政権法案」や「夫婦別姓導入のための民法改正案」を通常国会に提出する構えを見せているが、その暴走ぶりをテレビは黙殺する。

 「ネットの神」と「40代保守派論客」が、マスコミ報道のウソを暴く!