「日本発」世界大恐慌
発売日
2010年02月22日
判 型
新書判上製
ISBN
978-4-569-77747-4

「日本発」世界大恐慌

著者 金井晴生著 《外国為替ディーラー》
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 1ドル=60円を恐れるな! 「強い円」は世界と日本の利益だ! カリスマ「FX」ディーラーが予言する「財務省介入」の清算シナリオ。



 1ドル=60円を恐れるな! 外国為替取引の第一線で25年の実績を誇る「カリスマFXディーラー」が痛恨の思いで予言する「ドル暴落・円暴騰」の調整局面とは?

 1995年から2004年まで、財務省が「ドル高・円安」を誘導するために外為市場に介入しつづけた結果、日本政府のドル資産はいまや1兆ドル(約90兆円)にまで膨れ上がった。その経済効果とは何か。

 著者は通算25年の実務経験をもとに、そこに群がった「円キャリートレード」が世界経済をバブル化させた仕組みを簡潔明瞭に解き明かす。その終着点こそ、2008年9月の「リーマン・ショック」だった。

 財務省のポジション・トークに騙されてはいけない。ドル/円相場の適正水準はすでに1ドル=60円を割り込んでいる。

 現代版・世界大恐慌を恐れてはいけない。日本経済は世界で一番早く立ち直る。

 日銀総裁・故速水優氏の見識に学べ。「強い円」は世界と日本の利益なのだ!