ぼんくら 1
発売日
2010年08月18日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-77981-2

ぼんくら 1

著者 宮部みゆき原作
菊地昭夫作画
主な著作 <菊地・主な著作>『サクリファイス』(秋田書店)
税込価格 748円(本体価格680円)
内容 宮部みゆきの大人気時代ミステリーを完全コミック化!! 鉄瓶長屋で起こる失踪事件の解決に“ぼんくら”同心・井筒平四郎が動きだす!!



 宮部みゆきの大人気時代ミステリーを完全コミック化! 小名木川と大横川が交わるところ、新高橋のたもとに近い深川北町の一角、どこにでもある長屋・鉄瓶長屋で殺人事件が起こった。寝たきりの父と兄妹の三人で営む八百屋で兄の太助が殺されたのだ。太助の妹・お露は「殺し屋が来て、兄さんを殺してしまったんです」と涙ながらに訴えるのだが──平和な日常を破って起きた殺人事件の解決に、本所深川方の“ぼんくら”同心・井筒平四郎が動きだした。しかし、この殺人事件を契機に、人望厚かった鉄瓶長屋の差配・久兵衛が突然の失踪を遂げる。その後、新しく差配としてやって来たのはまだ差配の役に就くには若過ぎる佐吉であった。ところが、佐吉が差配となってから次から次へと長屋に問題が起こり始じめる。博打やおかしな信心にはまり、長屋を出ていく住人たち…いったい長屋に何が起きているのか!? 人情と謎が巧みに絡み合う本格時代ミステリー、待望の1巻!!