郷土をつくった偉人事典
発売日
2010年02月26日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78035-1

47都道府県
郷土をつくった偉人事典
地理と歴史がよくわかる

著者 上田孝俊監修 《武庫川女子大学教育研究所准教授》
税込価格 3,850円(本体価格3,500円)
内容 新田開発、治水・防災、産業振興……江戸時代から明治にかけて地域の発展に尽くした先人を47都道府県別に紹介。地理も学習できます。



 荒地や沼・湿地などを開拓しての新田開発、水利のための用水路・ため池造成、風水害を防ぐための河川工事、防風林の植林、そして、地元経済の基盤づくりのためのさまざまな産業振興……。こうした事業が、江戸時代中期から明治にかけて、日本各地で行われました。それらの事業は、必ずしも当時の幕府や政府の命で行われたわけではありません。貧しい人たちを救うために、郷土を愛する人物が、私財をなげうって行ったものも多くあります。何度も何度も失敗した人、完成を待たずに亡くなった人、当時は評価されなかった人もいます。しかし、そうした人たちがいたからこそ、今のわたしたちの郷土があるのです。

 本書は、47の都道府県別に、郷土の発展につくした偉人を5名ずつ紹介しています。また、各都道府県の地理やおもな産業がわかる関連地図を示すとともに、農産物などについて「日本一」のものを紹介しています。郷土の歴史と地理がわかる一冊です。