歩きながら考えよう
発売日
2010年11月01日
判 型
四六判変型上製
ISBN
978-4-569-78072-6

歩きながら考えよう
建築も、人生も

著者 安藤忠雄著 《建築家》
主な著作 『連戦連敗』(東京大学出版会)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 世界的に活躍する建築家安藤忠雄が、若い人に向けて半生を語る。挫折と挑戦の連続でも、無我夢中で働くことの素晴らしさを伝える。



 各界一流のプロの半生をインタビューで解き明かす人物ドキュメント、NHKBSの番組「100年インタビュー」から、日本を代表する建築家、安藤忠雄の回を単行本化。

 10代でプロボクサーを経験したが、所属ジムを訪れた日本ボクシング界のスター選手の練習をみて、才能の違いを痛感し断念、独学で建築家を志す。若き日に国内外の建築物を見て歩く旅を経験。空き地を見付けると設計図を描いて土地のオーナーに売り込んだが、結果は連戦連敗。しかし、何度断られても、尊敬する建築家のル・コルビュジエを思ってへこたれなかった。その後、数々の建築賞を受賞。東京大学の名誉教授も務め、国内では「表参道ヒルズ」「司馬遼太郎記念館」などで話題をさらい、世界の建築現場をまたにかける。

 著者独特の人生哲学、仕事への思い、夢を、具体的なエピソードで知ることができる本書は、建築を志す若者はもちろん、もっと無我夢中で生きたい人にオススメです。