「お金」の実践経済学
発売日
2010年07月15日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-79052-7

アダム・スミス『国富論』が説く
「お金」の実践経済学

著者 カレン・マクレディ著 《ジャーナリスト》
坂東智子
主な著作 バビロンの大金持ちの教え』(PHP研究所)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 世界に多大な影響を及ぼしたアダム・スミスの名著『国富論』の教えを、ポイントを絞り、現在のできごとやビジネスに照らして解説。



 「古典経済学の父」と呼ばれたアダム・スミス。彼が著した『国富論』では、「自由市場経済」のメリットやしくみ、影響などを詳しく記しており、この「自由市場経済」は、現代の資本主義の礎となった。いわば資本主義のバイブルだ。本書では、この『国富論』の教えを、現代の金融や世界情勢、経済などに照らして解説。

 低金利の今、不動産は買うべきか?

 社員教育はどうあるべきか

 生産性を高めるにはどうしたらよいか

 報酬はどのように決めるべきか

 株価暴落の際にも儲けている人は誰なのか

 お金を稼ぐにはどうすればよいか……

 サブプライムローン問題から、中国の一人っ子政策が生んだ弊害、環境への影響を無視したビジネスなど、現代が抱える問題の本質がよくわかり、資本主義のベースとなった古典の解釈も身につく。ビジネスや経済活動で判断を求められることになった時、考え方の指標となるだろう。