書籍

- 発売日
- 2010年08月16日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-79085-5
アメリカ・イラン開戦前夜
著者 | 宮田律著 《静岡県立大学准教授》 |
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主な著作 | 『物語 イランの歴史』(中公新書) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 核開発で制裁を受けたり、米国やイスラエルを挑発したりと、国際的孤立を深めるイラン。その意図は何か、内情を専門家が解説する。 |
イランによる核開発は国際社会の大きな問題となっている。アメリカや国連安保理は経済制裁を科し、イランは深刻な影響を被りつつある。外国からの資本がはいってこないうえに、漁夫の利を得た中国からのマネーがインフレを起こして国民生活を圧迫。石油はでるものの精製施設が整っていないため、ガソリンやジェット燃料の輸入がなくなれば、交通インフラは麻痺することになる。それでも強硬な態度を続けるのはなぜなのか?
イスラム革命以来、イランが掲げる反米・反イスラエルのイデオロギー。体制を支える革命防衛隊と、台頭する改革派。アメリカ政治を動かすユダヤ系ロビーとネオコン。いつ戦争が起きてもおかしくないほどに対立を深めるアメリカ・イラン両国の動きを、第一人者が分析する。
日本がイラン政策でアメリカと共同歩調をとれば、エネルギー安全保障上重要な中東諸国で築いた信頼を失う。そのとき、いかなる外交政策をとるべきか。
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