日本経済の診断書
発売日
2011年04月14日
判 型
四六判変型並製
ISBN
978-4-569-79644-4

日本経済の診断書
さよなら「デフレ不況論」

著者 梶原英之著 《経済ジャーナリスト》
主な著作 『鳩山家四代』(祥伝社新書)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 人口減少や中国の台頭がデフレの正体? とんでもない。不況にあえぐ欧米を尻目に、日本はいま成長の一大チャンスを迎えている。



 日本はもはやデフレではない。バブル崩壊以来、私たちはすべてをデフレのせいにしてきた。この「デフレ依存症」こそ「日本病」を長引かせてきた「悪魔のささやき」だったのだ。

 円高、人口減少、中国台頭、国債900兆円などなど、世間を騒がす事件は、どこから来て、どこへ行くのか。ベテラン経済記者にして辛口コラムで評判の著者が書き下ろした「経済ニュースを読み解く17の鑑別診断」。デフレが終わるとき、「日本病」の真実が見えてくる。

 すべてはリーマン・ショックから始まった/日本のメガメーカー、円高に花開く/「中曽根改革」を見直せ/民主党政権の見識を疑う/かつて自民党という大政党があった/サラリーマンの年金が危ない/コリア、恐るべし/日本は東京圏から這い上がる/TPPは選択の問題なのだ/誰が「貧しいか」分からなくなった国/「大勝」選挙が時代を狂わす/団塊は死なず、消え去りもしない/「家督相続」に失敗した国/ほか