男を磨く女、女を磨く男
発売日
2011年09月21日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-79922-3

男を磨く女、女を磨く男

著者 川北義則著 《出版プロデューサー、生活経済評論家》
主な著作 『20代でやっておきたいこと』(三笠書房)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 「男気」をうまく引っ張りだす法、男の背中を押す隠し言葉、いい女は「イ」の達人……。男女がお互いの人生を豊かにするヒントが満載!



 私は常々、男と女では性差が歴然としてあると思っている。たとえば、『話を聞かない男、地図が読めない女』(主婦の友社)というタイトルの書籍があったが、たしかにその通りで、とかく男は途中で相手の話の腰を折りたがる。一方、女のほうはたしかに地図が苦手のようだ。女性に地図を書かせても、あまりうまくないうえに、ちょっと細かな地図を説明すると、もう理解できなくなることが少なくない。

 会話や地図だけではない。さまざまな場面で男と女の「性」の違いに気づくことがあるだろう。だが、男と女の性差を認めたうえで、お互いに補完し合って友好的に仲良くしていくことが、ひいては男が女を磨き、女が男を磨いていくことになるのではないだろうか。「だから男はダメなのだ」とか「女はしようがない」などとなじり合っていても、何の進展もない。お互いのよさを伸ばし合ってこそ、男と女がより幸せになれるはずだ。(川北義則/「はじめに」より抜粋)