大島高任
発売日
2011年11月15日
判 型
四六判変型上製
ISBN
978-4-569-80160-5

大島高任
日本産業の礎を築いた「近代製鉄の父」

著者 半澤周三著 《作家》
主な著作 『南部の大河』(郁朋社)
税込価格 2,200円(本体価格2,000円)
内容 幕末の日本ではじめての洋式高炉をつくり、出銑を成功させた大島高任。日本近代産業の父である。大島の波乱に満ちた人生を小説化。



 安政4年(1857)、日本の近代製鉄は岩手・釜石で産声をあげた!

 幕末、日本の近代化を推進するのは鉄だとはっきりと見定め、洋式高炉の建設にすべてを懸けた男・大島高任。

 次代をつくるために邁進する知的好奇心と向学心、そして“鉄”を中心に鉱工業の近代的な開発・発展に全エネルギーを燃焼させていく決断力と行動力。大島こそ、日本の産業界の礎を築いた偉人である。

 本書は、近代日本に決定的な影響を与えた産業人の姿を、克明に活写した力作評伝小説である。