書籍

- 発売日
- 2012年05月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-80532-0
動物に「うつ」はあるのか
「心の病」がなくなる日
著者 | 加藤忠史著 《理化学研究所脳科学総合研究センター・チームリーダー》 |
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主な著作 | 『双極性障害』(ちくま新書) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | ひょっとしてうちのイヌ、うつ病!?――動物と精神疾患の関係を考えていくと、心の病の本質が見えてくる。はたして私たちは克服できるのか。 |
元気も食欲もなく近寄ってこない/来客があるたびに激しく吠える/家のなかで尿による匂いづけをする/自分のしっぽを追いかけまわす
これは「病気」? たんなる「悩み」? 臨床と基礎の両分野をこなす数少ない研究者として、国内外において双極性障害の研究を牽引している著者が、「うつ」について脳と心の両面から考えた意欲作。
動物にも精神疾患はあるのか?――この疑問は、そもそも「心の病」とは何か、私たち人類はどうすればこれを克服できるのかという社会問題そのものである。毎年三万人が自殺で亡くなり、休職者の激増が取り沙汰されながら、じつは根本的な原因も確実な診断法や治療法もわかっていない精神科医療の実情。ただ話を聞いて「とりあえず抗うつ薬」では、真の問題解決にはならない。
ひょっとしてうちのイヌ、うつ病!? 何も語らない動物を通して、「悩み」と「病気」の線引きの難しさ、心と脳をつなぐ研究の最新動向を読み解く。
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