阪神の四番
発売日
2012年11月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-80539-9

阪神の四番
七転八起

著者 新井貴浩著 《プロ野球選手会会長、阪神タイガース選手》
税込価格 836円(本体価格760円)
内容 四番の責任とは何か――広島カープから阪神タイガースへの移籍、阪神の主力としての責任、選手会会長としてのWBC参加問題を語る。



 金本知憲檄! 「その重みを感じろ!」。アニキがいなくなった後の阪神タイガースのリーダー的役割を担うのは、著者しかいない。

 高校、大学と目立った実績は上げられなかったものの誰よりもひたむきに泥臭くプレーしてきた著者。そして、ドラフト6位で広島東洋カープに入団。

 2005年には本塁打王を獲得し、08年にFAで阪神タイガースに移籍する。阪神でも打点王を獲得するが、優勝から遠ざかってしまうチーム。責任感の重い著者は、チャンスに打てないなど悪循環に陥ってしまう。

 本書では、自分を見つめ直し、再起を誓う著者の言葉が溢れる。来期の阪神タイガースの四番の座に再び座るために。また、WBC出場の舞台裏についてもプロ野球選手会会長として熱く語る。

 「阪神の四番」の資格とは、アニキから託された思いとは、そしてプロ野球選手会会長として、アマとプロのあるべき姿とは。

 阪神ファンのみならずすべてのプロ野球ファン必読の一冊。