男の嗜(たしな)み
発売日
2013年12月09日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-81677-7

男の嗜(たしな)み
「野暮な人」といわれていないか

著者 川北義則著 《生活経済評論家、出版プロデューサー》
主な著作 男の品格』、『みっともないお金の使い方』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 みっともない生き方をしていないか? 人として成熟し、好きなものをよい作法、心構えで味わい、人生を後悔しないためのヒントが満載!



 嗜みは三つの意味(好み、能力、作法)を併せ持つ言葉で、一言でいえば「好きなものをよい作法、心構えで味わえること」だという。好きなものが「やれる、できる」ではなく、よい作法、心構えで行い、味わうことができる――それが嗜みの本質であり、そのためには人としての成熟が不可欠になる。

 ただし、作法や心構えは抑制が過ぎると、たちまち没個性に陥る。作法を押さえたうえで、いかに自分らしく振る舞うか、振る舞えるか――これこそ嗜みの肝であり、そこでカギを握るのは「これ見よがしではない、さりげなさ」という意識ではないかと著者は言う。言い換えれば、「いかにイヤらしくなく、自分を表現できるか」である。

 「趣味」「遊び」「食・酒」「旅」「おしゃれ」を上手に楽しむ女性は多いが、男だって楽しまない手はない。まわりから「野暮な人」と言われることなく、好きなものを楽しみ、人生を後悔しないためのヒントが満載された粋なエッセイ集。