書籍

- 発売日
- 2015年03月11日
- 判 型
- A5判並製
- ISBN
- 978-4-569-82401-7
パラオはなぜ「世界一の親日国」なのか
天皇の島ペリリューでかくも勇敢に戦った日本軍将兵
著者 | 井上和彦著 《ジャーナリスト》 |
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主な著作 | 『日本が戦ってくれて感謝しています』(産経新聞出版) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 米海兵隊の最精鋭部隊に60%もの死傷率を強いた激闘が生んだ友情、尊敬、感謝……。豊富なカラー写真と現地ルポで甦る感動の物語。 |
天皇皇后両陛下のパラオ共和国御訪問の理由とは?――
じつはパラオは、第一次世界大戦後、大東亜戦争の終戦まで、日本の委任統治領であった。そのため、今でも日用語として「オカネ」「ダイジョウブ」「ベンジョ」「デンワ」「チチバンド(ブラジャーのこと)」「ツカレナオース(ビールを飲むこと)」などの言葉が使われている。
さらに大東亜戦争での屈指の激戦地でもある。ことに中川州男大佐率いるペリリュー島守備隊は、侵攻してくる米軍に40パーセントという未曾有の戦闘損害を与えるほどの敢闘をしてみせた。しかも、島民たちは脱出させ、彼らの命も守っている。
この地の日本軍の不撓不屈の戦いぶりは、多くの人々の心を揺さぶった。昭和天皇は毎朝「ペリリューは大丈夫か」と御下問されたといわれるが、実際に11回もの御嘉賞が下賜されているのだ。
このような歴史が、パラオの人々の心の中に深く刻み込まれている。だからこそパラオは、驚くほどの親日国なのである。
著者の井上和彦氏は、長年にわたって現地での記念式典に足を運び、日米の元兵士たち・遺族たちの胸を打つ交歓や、現地の方々の日本への思い、そして今も生々しく残る戦跡を克明に記録してきた。著者が撮影した貴重な写真も満載し、国境を越えて多くの人々の胸を打った日本人の真実の姿を伝える、感動の書である。
第1章:日章旗と月章旗――かつて日本が統治した地
第2章:不撓不屈の死闘――寄せられる称賛と感謝
第3章:鏡のような海面に夕陽は落ちて――美しきペリリュー
第4章:もう一つの激戦の島――アンガウル
第5章:パラオにはためく日の丸の波――両国の未来のために
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